ローカルメディア 3 vol.4

1,200円(内税)

「熊本へのラブレター」に想いを込めて

この本は、被災された方と、その人達と一緒に頑張っている地元の人達に元気になってもらうことを1番の目的にしてつくりました。

彼らを支えているもの、それは「生まれ育った地域への想い」だと思います。「ここが好きだ」「ここで生きていきたい」そんな熱い想いを伝えることで、みんなで助け合いながら生きていこうという励みになれば嬉しいです。同時に、彼らがどうやって危機を乗り越えたかを伝えることが地域防災へのヒントになればと思い、地震発生直後からの救出活動、自主避難所の運営、ボランティアコーディネート、地域協議会の立ち上げなど、具体的な体験談やノウハウを随所に散りばめました。

物語の軸は熊本に伝わる鯰伝説。阿蘇から飛び出した大鯰のたどった道をなぞらえながら綴っています。直下型地震で断層沿いの地域がどれだけ大きな被害を受けたかを、リアルに感じていただけると思います。

『ローカルメディア3』としては、今まで本づくりを通じてつながりができた人達と協力しながら支援活動に取り組めたこと、そして、スタッフそれぞれが地震を乗り越え、再集結して本を制作できたことが何よりの喜びでした。また、ニコニコ西原村復興支援プロジェクトには、熊本地震の影響を受けたみなさんのプラネットガイドへの掲載をサポートしていただきました。いつも私の無茶なお願いを形にしてくれるあたたかな仲間に、心から感謝しています。

最後に、全国から熊本に駆けつけ、復興のために尽力してくださったたくさんのボランティアのみなさんに、心から感謝申し上げます。数えきれないほどのすばらしい活動がありました。そのおかげで前に向かうことができた人がたくさんいると思います。本当にありがとうございました。

本当の意味での復興は、これから始まると思います。これからも熊本に、被災された方達に心を寄せ続けてください。みなさんからの「熊本へのラブレター」が届くことを心待ちにしつつ、vol.4の括りとさせていただきます。ありがとうございました。そして、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

『ローカルメディア3』発行人・編集長 澤田 佳子



Vol.4 目次

〈特集〉鯰と巡る熊本地震

・阿蘇市/阿蘇神社
・南阿蘇村/黒川区、長野区、地獄温泉・垂玉温泉
・[コラム]「後世に伝える物語を紡ぐ」 南阿蘇の物語をつなぐ会、故・古澤順正さん
・西原村/わかばmeeting、NOROSHI西原、
・NPO法人にしはらたんぽぽハウス、農業ボランティア
・[寄稿]「ボランティアコーディネーターの想い」 藤本延啓
・益城町/益城町に気球を飛ばそうプロジェクト、
・東無田復興委員会・島田地区まちづくり協議会、
・益城ほりおこし隊、こどもの給食を考える会くまもと
・[座談会]「その時益城の母達は」(お話:グリーンコープ益城地区組合員のみなさん)
・[コラム]「グリーンコープの災害支援活動」
・嘉島町/上六嘉地区、三社宮鯰三神社
・支援を円滑に行なうために知っておきたいこと(お話:橋之口みゆき)
・あってよかった!お役立ちサポート
・地域防災のススメ
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